こんにちわ、東南アジア在住24年目のてんせいです。
イスラム国・パキスタンを旅されたご経験がありますか?
パキスタンは、インダス文明やガンダーラ文化を感じられる歴史的な遺跡や、「風の谷のナウシカ」のモデルになったことで有名な村・フンザなど、とても魅力的な文化、歴史が多い国です。
観光は勿論重要なパキスタンを知る手立てですが、やはり食事も旅の醍醐味の一つですよね。そこで今回は、そんなパキスタンの代表的な料理であるコフタカレーをご紹介して参ります。良くインドでコフタカレーが有名だとご存じの方も多いかも知れませんが、パキスタンはインドから独立した為パキスタンでも実はインド以上にコフタカレーが有名なんです。
但しナンという主食はチャパテイを言う名で多少製法を変えておりますが、今回はこのハラールフードメニューであるコフタカレーを自身でしかもパキスタンへ行き作るといった企画です。さてどうなることやら。。
まず、イスラム文化を「ハラルフード」とは、イスラム教(ムスリム)の戒律によって食べることが許された食べ物のことです。イスラム教では「食べてよいもの」と「食べてはいけないもの」が細かく定められています。今回はそんな意外と知られていない「ハラルフード」とイスラム教の細かい戒律についてご紹介します。
ハラルでないものを食べることは大きな罪にあたり、神に背くということになってしまいます。
それは、パキスタン人の生き方そのものに関わると言っても過言ではないのです。
日本人には理解が難しいかもしれませんが、そういう文化があることを真摯に受け止め、配慮していく必要があるでしょう。
ハラールフードっていったいどのような?
ハラルとは、「(イスラムの教えで)許されている」を意味するアラビア語です。
イスラム教では生活全般において厳しい戒律があり、食べ物に関しても「食べてよいもの」と「食べてはいけないもの」が定められています。
イスラム教の教えで食べてよいとされている食べ物を「ハラルフード」と呼びます。
又、「ハラルフード」にはルールがたくさんあります。
簡単に言うと
「豚肉」と「アルコール」を絶対に使ってはいけないということです。
特に豚肉については厳しく禁じられています。
特に、注意が必要なのは、そのものを食べなければOKというような単純なものではなく、豚から派生したすべてのもの、および豚と接触したすべての食品もすべて禁忌とされていることです。
例えば、
例えば、食べ物においては魚介類や野菜・果物などといったものがハラル。逆に豚肉やアルコールなどは禁じられたもの:ハラムとなります。食べ物以外にも嘘を付くことや物を盗むこと、女性の肌の露出などがこのハラムに当てはまります。
また派生したものとして、
- 豚から抽出したエキスが含まれる調味料やエキスが入ったスープ
- 豚を調理した際の道具を使って調理された食材
- 豚を運んだ運搬車や豚を入れた冷蔵庫で保管された食材などもハラムとなり注意を要します。本当に細かいことをいったら何もできなくなるくらい厳しいのです。
ハラールフードメニュー、まずはチャパテイから(インドのナンとの違いは?)
パキスタンの主食は小麦で、まずは、チャパテイをいうインドでいうナンに近いものを作ります。
このチャパテイは、日本人の主食としているご飯の代わりになり手でチャパテイを少しもぎ取り、そこにカレーなり具なりを巻き付けるように付けて食べるのが風習です。
スプーンやフォーク類は一切使いません。
手で食べるのです。慣れるととても便利でお皿に擦り付けるように取るやり方がスマートです。
材料 チャパテイ(1人分)はどんなもの準備かな?
(チャパティー専用の粉 Atta Powder) アタパウダー適量
AMBIKA Kodo Powder ミレット粉 500g ジャワール粉 シコクビエ粉 ラギ粉 Ragi Atta Millet Powder ラギアタ粉 コドパウダー アタ ミレー バジラアタ Millet Flour (500g×3袋) 新品価格 |
水 少々
油 適量(インドではナンに良くギ―OILを使う)
チャパテイの簡単作り方!
- ATTAパウダーと水と油を用意する
- ATTAパウダーの粉に水を少しずつ加えながら、ねたを作っていく。ある程度の硬さになるように。粉をねたの中に混ぜ込むようにこねるていく。
- 手の腹を使って、直径5-8cm位の大きさの円形に少しずつ広げていく。
- 厚さ2mm位になるまで、広げていく(何回も回すように広げる>ここが結構難しい)。
- 熱したフライパンに、まず油をひかずに少し焦げ目がつく程度片面を半分焼く。その後、ひっくり返して、初めて油を大さじ2,3足して、焼いていく。
- すると膨れ上がってくるので、フライ返しで押さえながら両面をこんがり焼いていくと出来上がり!。
後は、コフタカレーに付けて食べると最高!
さてここからいよいよ、パキスタンのカレーの代表作でもあるコフタカレーを作りましょう!
パキスタン人のメイン料理はカレーで、基本的には朝食から食べます。マトン、ビーフ、チキン、肉団子、挽き肉、豆、野菜など色々な具材のものがあり、チャパテイと一緒に食べます。
絶対にナンとは言わない方が良いです。昔のパキスタンはインドから独立した経緯があり国境ではいまだに緊張状態が続いており決してパキスタンとインドは良好関係にはありません。
コフタカレーを教えてもらい実際に現地で作ってみた!
さて本題のコフタカレーをパキスタン人のシェフに教わりながら自分で作ってみたよ。
私がパキスタンでお勧めするベストフードは、肉や魚の団子が入ったコフタカレー(KOFTA CURREY)です。コフタとは団子を意味しており、現地のものはとてもスパイシーで辛いですが、意外とソースはさらっとしています。スパイスが苦手なからは量を減らす手もあります。
材料【4名分)を纏めたよ(結構いいかげんでも大丈夫だよ)
1)コフタカレースパイスミックス 1箱
2)ひき肉(豚肉以外)1Kg
3)玉ねぎ 3ケ
4)コリアンダーの葉(乾燥)、パクチーでも代用可能
5)玉ねぎ 300グラム
6)ヨーグルト(プレーン)200グラム
7)トマト缶2ケ
8)良質な油
9)塩 少々
10)スパイスはお好みで入れてください!
たとえば、クミン・パプリカ(重要!)・ターメリック・チリペッパー・シナモン・ナツメグなど
コフタカレーのレシピ:
最初はミートボールのような具を作りましょう。
MEAT BALLの作り方:
BEEF, CHIKEN、マトンなどなんでもいいがひき肉にすること(魚でも良いです)
ONION(炒める)・DRY コリアンダー、黒コショウ、ガーリックなどをお好みでを加えて調理する
ヨーグルトを大きなスプーン2ケ程度足すと柔らかい味になります。
POINT!
バターを入れるのもいい
EGGを足す>>これが重要!
簡単作り方:
1)玉ねぎ・コリアンダーをみじん切りにする
2)MEAT BALL(肉団子)30-40ケ作る。ひき肉に玉ねぎの半量150g、ヨーグルトの半量150g、コリアンダ、コフタカレースパイスミックス 大さじ2を加え粘りが出るまでよくこねる。(パクチーを約30グラムほど肉団子に入れると美味しくなるよ。香りも芳醇になるね。)この下準備で味が決まるので、クミン・パプリカ・ターメリック・チリペッパー・シナモン・ナツメグなどスパイスをお好みで入れまずはこのスパイスを良質の油(インドではギーですが、なんでもオッけー)でまず数分炒めます。
3)鍋に良質の油を入れて火にかけ、残りの玉ねぎを焦げ茶色になるまでよく炒める。
4)玉ねぎが焦げ茶色になったら、ニンニク、残りのヨーグルト、残りのコフタカレースパイスミックスを入れます。数分間炒めた後、水 2〜3カップを入れて中火で約15分ほど煮込みます。
5)ミートボールを入れて弱火で20分から30分程肉が柔らかくなるまで弱火で煮込む。焦げにないように肉団子が崩れてしまうのであまり混ぜない様にご注意下さい。最後の方で隠し味でカスメリテイを入れると香りが違います。
6)盛り付けて完成 最後にゆで卵を半分に切って入れると尚、最高!
纏め
1)ハラールフードメニューであるコフタカレーをぜひご自身で作ってみてください。
2)パキスタン・イスラマバードからカラコルムHIGHWAYをひたすら走りギルギッドと言う街迄いかれて壮大な山に囲まれた自然とコフタカレーをご賞味ください。
3)以下から、申し込みハラールフードメニューを試してみよう。
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